寛解(かんげ)の狭間で思うこと

寛解(かんげ)=remission

 

病気の症状が軽減

またはほぼ消滅し

臨床的にコントロールされた状態。

治癒とは異なる。

治療の結果

病気の勢いが緩んだ(弱まった)状態。

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私の持病

「甲状腺機能亢進症」

(通称バセドウ病)は

寛解状態で、完治ではない…と

肝に銘じています。

 

昨年投薬を休止して

ちょうど1年が過ぎました。

 

昨年秋に日本へ

一時帰国した際に

専門病院で検査した時には

数値に異常なし。

ホッと胸をなでおろし

このまま薬なしで

寛解がずっと

続きますように…と

祈るばかりでした。

 

その後

健康診断の結果で

「貧血」が発覚。

 

確かに思い起こせば

体の怠さはあったけれど

あの時(バセドウ病で苦しんでいた時)

と比べるとまだましかな、と

ある意味、

身体の辛さに慣れていると

本当の不調に気づきにくく

なってしまっていたのかも…

 

貧血で鉄剤を飲んで

約1か月半が経ち

血液検査を受けて

結果が出ました。

 

まだ赤血球の数値が

正常に戻っておらず

引き続き要治療。

 

身体の細胞や血液が

入れ替わるには

だいたい3-4か月は

かかると言われていますから

それなりに

時間がかかることは

覚悟しています。

 

実は経過観察ついでに、

と診てもらった

甲状腺の数値で

引っかかってしまいました。

 

追い打ちをかけるように

恐れていた

「再発」

の文字が過りました。

 

投薬休止後

約7割は、また

再発すると

医師からも言われていました。

 

何故?と問うても

 

原因も不明で(一説には遺伝)

医師にも誰にも

どうしてこの病になるのか

わからないし止められない…ので

防ぎようもないのです。

 

もう少し様子をみながら

2か月後の検査で

今後の治療方向を決めることに…

 

絶対にあの病気に

戻りたくない!

決心したのに…

 

病に打ち勝つには

 

悲しむより

前を向いてまた

立ち上がるしかありません。

 

この病気は

「自己免疫疾患」の一種

なので、自分でできることと言えば

免疫力を上げることでしょうか…

 

なんとか自分で出来ることに

力を尽くすしかないのです。

 

私が自分のために

出来ることと言えば

手持ちのエッセンシャルオイルで

心も身体も癒すこと。

 

生活全般も

もう一度徹底的に

見直します。

 

 

今回の検査で

「ビタミンD」の数値も

極端に低かったので

薬が処方されました。

 

箱を開けると

錠剤ではなく

油のような液体!!

ちょっとびっくりしましたが

 

カプセルに入れて

エッセンシャルオイルと共に

飲むようにしました。

 

ビタミンDが不足すると

免疫力も当然下がり

様々な病を引き起こします。

 

本当は日光に当たることが

一番のビタミンD補給に

なるそうですが

なにしろ、

太陽には滅多にお目にかかれない

この冬のベルギー。

 

食べ物だけで

摂取するのも大変です。

 

日本人は、冬でも

太陽が多く照る国に

生まれる人種なので

欧米人に比べて

元々身体にビタミンDを

蓄える能力が低いとか?!

そんな話もよく聞きます。

 

最近日本でも

「美白」ブームで

紫外線対策をし過ぎが原因で

ビタミンD不足になる女性が多い

という情報もありますし

あまりにも太陽を悪者にするのも

よくないなあ、と思ってみたり。

 

日本では「お天道様」といって

太陽を拝みたくなる気持ち…

 

本当によくわかり

痛いほど実感しています。

 

 

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